三菱自動車工業が軽自動車の燃費を巡り不正を行っていた問題を受け、工場がある岡山県内の取引先の中小企業の間に影響が広がっていることから、林経済産業大臣は、取引先の中小企業が金融機関から融資を受けやすくする支援措置を近く実施する考えを明らかにしました。 これについて、林経済産業大臣は10日の閣議のあとの記者会見で、「現地に派遣している職員の調査結果を踏まえたうえで、信用保証協会の保証の割合を増やすセーフティネット保証について、必要と認められればできるだけ早く適用したい」と述べ、三菱自動車の取引先の中小企業が金融機関からの融資を受けやすくする支援措置を近く実施する考えを明らかにしました。 この支援措置は「セーフティネット保証2号」と呼ばれるもので、一定の規模で売り上げが減少したことを条件に、信用保証協会の保証枠を実質的に2倍に拡大する特別の措置です。 経済産業省では、岡山県内の中小企業を対象に現