ラッティ氏の“未来型スーパーマーケット”は、コープ(生活協同組合)によってミラノに建てられた。 Carlo Ratti Associati たとえば、スーパーでトマトを選ぶ時、トマトがどれくらい熟しているかを購入の判断基準にする人は多いと思う。では、それ以外の判断基準はあるだろうか? 見たり、触ったりしただけではわからないトマトを巡る「何か」。あなたが買おうとしているそのトマトが店頭に来るまでには、いったいどんな“物語”があったのだろうか。実の土台となった「蔓」の話、畑で発生した「二酸化炭素」のこと、成長過程で使った「化学薬品」などにかかわる“物語”(=ストーリー)を知りたいと思わないだろうか。 この記事では、顧客に商品のストーリーを教えてくれる“未来型スーパーマーケット”を紹介する。 昨年の12月下旬、コープ(生活協同組合)がミラノにオープンした。生鮮食品のコーナーには商品情報を説明する
![MIT教授がデザインした“未来型スーパーマーケット”がミラノにオープン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1dec0837f0d3ebde8f9f6ef1a62187c63c9ca417/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.loom-app.com%2Fbi%2Fdist%2Fimages%2F2017%2F01%2F12%2F5876852aee14b617038b7bcf.jpg%3Fw%3D1280%26h%3D630%26f%3Djpg)