ラーメン二郎には一度だけ行ったことがある。たまたま空いているラーメン屋があって入って見ると、そこがラーメン二郎だった。 その後、ラーメン二郎の店内で呪文のような注文方法や、熱いバトルが繰り広げられている事を知った。 ラーメン二郎は好きでも嫌いでもないが、ラーメン二郎コピペは大好きだ。たくさんのコピペエピソードがあるが、「ハリケーンウルフ」は特に好きかな。 大豚wの食券を買い列に並んでいると後ろの男に 「バトルどうですか?」と声をかけられた。 「いや、結構です」と返すと男は俺にだけ聞こえる声で呟いた。 「そんな事言わずに。アンタ、品川のハリケーンウルフでしょ?」 俺の顔に緊張が走る。確かに俺は2年前まで品川店でファーストをはる 百戦練磨のロッター、通称「ハリケーンウルフ」だった。 だが今は一線を退いてるこの俺に何故?後ろを振り返り その男の顔を一瞥すると男は続けた。 「今のウルフさんの立場は