Appleが発表した第3四半期(6月30日締め)の決算は、投資家らの失望を招くことはないだろう、同社は今回も「iPhone」から好調な四半期決算を引き出し、「iPad」からもまずまずの成果を挙げている。ただし、「Mac」の販売台数は数年ぶりの低さとなった。 iPhoneから見ていこう。販売台数4130万台は、アナリスト予想の約4160万台にかなり近い結果となったが、販売台数では前年同期比でわずか1%増だったのに対し、同期間の売上高は20%増加した。 そのため、平均販売価格(ASP)が724ドルに押し上げられ、予想されていたASPの699ドルを上回った。ただし、ASPは前四半期の728ドルからはわずかに減少したが、前年同期の606ドルからは増加した。 注意すべき重要な点として、第3四半期というのは、iPhoneに関して年間売上高に占める割合が最も小さい四半期だということだ。 iPadに目を移