タグ

ブックマーク / www.sakuranbo.co.jp (2)

  • 虐待と監視と規律の地獄をほのぼのかつ徹底して描く。ソリッドなコミックエッセイ「カルト村で生まれました。」 深町秋生のコミックストリート

    私が子供だったころ、「人間ってこんなおそろしいことをするのか」と教えてくれた人民寺院の集団自殺事件をモチーフにしたもの。1978年に起きたこの事件は、教祖ジム・ジョーンズが創設したアメリカのカルト教団で、共産主義に傾倒した挙句にガイアナのジャングルを開拓。信者がアメリカから続々と移住したが、いったん入った者は出ることを許されず、監禁状態に置かれたのだった。 事態を問題視した国会議員とマスコミ関係者ら視察団が、帰国希望者を募って飛行機で連れ出そうとしたが、もはや教祖ジョーンズの精神状態は破綻しており、被害妄想を募らせた結果、国会議員と報道関係者を殺害。「もう、別世界に旅立とう!」ということで、信者全員に毒入りジュースを飲ませ、嫌がる人間は射殺した。その結果、ジャングルに囲まれた共同体は、九百名もの死体で埋め尽くされたのだった……。

    虐待と監視と規律の地獄をほのぼのかつ徹底して描く。ソリッドなコミックエッセイ「カルト村で生まれました。」 深町秋生のコミックストリート
    khtno73
    khtno73 2016/03/02
  • 血と涙をインク代わりに。苦闘の傑作「裁判長! ぼくの弟懲役4年でどうすか」深町秋生のコミックストリート

    南陽市在住、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! 最近、ネットを見ていてびっくりしたのが、「今、裁判傍聴デートが熱い!」という記事だった。どこで目にしたのかは忘れてしまったが。  読んで字のごとく、裁判を傍聴して、知的かつ野次馬な好奇心の両方を、無料で満たせるということで、若いカップルの間で流行しているんだそうな。法廷が。当かどうかは知らないけれど、それだけ日でも裁判が身近になったということなのだろう。「法廷で会いましょう!」という挑発の文句は昔からあるけれど、今はどうやらそういう時代のようなのだ。  同様に傍聴モノというのも、すっかりエンタメのひとつとして定着したようで、ライターによる文章だけでなく、コミックや映画テレビドラマと多方面のメディアで見かけるようになった。今回取り上げる『裁判長!

    khtno73
    khtno73 2013/11/08
  • 1