高岡南高校のプレスリリース時点では、「生徒の強い要望があったため」とあったので、真に受けていたが、この広がりぶりを見ていると学校主導だな、と思える。今日大学の同僚と話をしていたら「どこでもやっているよな」と言われた。同僚二人は県下トップクラスの進学校出身、私は近郊の底辺校の出身なので、その辺いささか温度差があるようだ。底辺校と言っても京都府は当時大学区制だったので、その地域の学生はある程度の成績があれば地元の公立高校に進学できた。だから多様な生徒がいた。大学への進学率は半分以下。だから受験一辺倒ではなかった。 私の頃は現代社会の始まりで、先生も何を教えていいのか悩んでいたようだ。私を受け持ってくださった先生は地理の先生だったので、ひたすら地理だ。二年生で世界史か地理を選択する。理系は地理を選択することが多かったようだ。私の頃はまだ世界史は必修ではなかった。世界史か日本史を選択する、という決