お昼を食べている最中、同僚のひとりが「見て、見て」と小さな紙片をみなに配りはじめた。カラフルな自作の名刺である。 パソコンで作ったらしくまめだなあと感心していたら、携帯番号の下の「http://」ではじまる一行が目に留まった。 「へええ、ブログやってるん?」 「そうやねん、まだはじめたばっかりやねんけど。みんな来てな〜」 最近こういうことがちょくちょくある。インターネットに関心があるようにはまったく見えなかった友人知人が次々とブログやmixiをはじめ、URLを知らせてくるのだ。 私はそんなふうに教えてもらったサイトはブックマークに追加してときどき訪問するようにしているのであるが、一番の仲良しの同僚はロッカールームでもらった名刺をバッグにしまいながらぼそっと言った。 「こんなこと言ったら申し訳ないけどさ、他人の私生活なんか興味ないねんよな……。友達でも何人かブログやってる子おって、見に来てと
ビジネス系Blogを実名で書くメリットは良く語られるが、匿名のメリットについてはあまり論じられない。が、匿名ゆえのメリットは多分にある。変なことを書いているのが上司にばれて昇進に悪影響を及ぼさぬようリスクヘッジできる....なんて消極的なメリットの話をしているのではない。今日ははポジティブな側面から匿名ビジネスBlogのメリットを紹介しよう。 階級(役職)がわからないことがメリットに ステレオタイプな大手企業において、若造が声を大にして喉を枯らして「ネットの世界では△△なんてもう時代遅れ」「先進的な人達の間では〜がはやっている」「だからこういう仮説を立てた!」などと力説したところで、悲しいかな耳を貸してもらえるケースは稀だ。しかし、Blogを書き、ソーシャルブックマークや検索によって当該エントリーが周知されることにより、何処の誰ぞやとわからない人の1意見として既にネット上で話題になっている
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く