本稿では、これらのイベントを利用した具体的な例をいくつか紹介します。なお、サンプルは、別稿「HTTP GET/POSTで非同期通信を実施するには?」のものを基に追記していますので、完全なコードは別稿を参照してください。 通信中にスピナー/プログレスバーを表示する 通常の同期通信ではブラウザーのアイコンが回転したり、ステータスバーに通信中であることが表示されたりしますので、エンドユーザーもそれと知ることができます。しかし、非同期通信はそうした変化がありませんので、(例えば)ユーザーが何度もボタンをクリックしてしまったり、そうでなくとも、通信であることがわからず不安になったり、という状況が起こり得ます。そこで、Ajaxである程度時間のかかる処理を実施する場合には、プログレスバー/スピナーなどのアニメーション画像を表示するのが一般的です。 以下は、その具体的な例です。