アダルトビデオ(AV)に出演し、報酬を得ていたとして、栃木県真岡市など1市4町の芳賀地区広域行政事務組合消防本部は21日、真岡消防署芳賀分署の男性消防副士長(26)を停職6カ月の懲戒処分とした。消防副士長は退職願を出しており、同本部は同日付で受理した。 消防本部によると、懲戒処分は、地方公務員法第33条(信用失墜行為)と同38条(営利企業への従事等の制限)の違反によるもの。消防副士長は昨年4月ごろから今年8月までの間、50~60回の撮影に参加。報酬は1回1万~3万円で、計約90万円を得ていた。調査に「ローン返済などで金銭的に苦しかった。強制されたりはしていない」と明かしたという。 消防副士長は、きっかけについて「趣味のボディービルを通じて知り合った、県外の男性から紹介された」と説明。ビデオは、消防士とは分からない内容で、相手は女性。消防副士長は当初、顔にモザイクをかけて出演していたが、本数