マイクロソフト日本法人が9月1日、据置型次世代ゲーム機「Xbox360」の値下げを発表した。9月11日からスタンダードモデルの容量を20GBから60GBに拡張し、価格は税込み3万4800円から2万9800円に引き下げる。 その他の2モデルについてもそれぞれ8000円引き下げ、廉価版「Xbox360アーケード」の価格1万9800円は、次世代ゲーム機の中では最安値となる見込み。年間出荷台数が20万台程度(CESA調べ)と低迷している日本市場で、販売拡大を狙う。 だが、筆者にはたとえ低価格戦略を進めようとも、国内市場で年間500万台を販売する任天堂「Wii」、同100万台程度で追随するソニー「プレイステーション3(PS3)」に「Xbox360」が一矢報いるイメージは描けない。 ※任天堂株の週足チャート(08年9月1日現在) ■国内先行2社にソフト開発能力で差をつけられている というのも、国