イノベーションを巻き起こしている企業へのインタビューを基に、“イノベーションを起こしやすい環境とは何なのか?”を探る連載、「イノベーションの現場から」がスタートしました。第1回は、「モバゲータウン」で注目を集めるディー・エヌ・エー(DeNA)にフォーカスを当てます。
司会、山中(以下Y) それでは村上さんにご質問のある方、挙手をお願いいたします。 Q 何年か前にインターネット上で「グーグルゾン」、つまりグーグルとアマゾンが合併して、インターネットの世界を席巻するという話が結構、流れて、実はうちの役員会で、「2015年にこうなっちゃう」というディスカッションをする題材にさせていただいたんですけれども、これからも、どんどんインターネットの世界は変化していくと思うんです。そういう村上さんのネットに対する世界観をぜひ、お伺いしたいと思います。 グーグルゾンは何の根拠もない「与太話」だと思う 村上 グーグルゾンが話題になったように、過分なご評価もちょうだいするわけです。「あちら側」とか、「こちら側」があって、「グーグルはあっち側だろう」って。でも、逆にその裏返しとして、グーグルゾンのような何の根拠もない与太話、それに基づく針小棒大な本がいろいろ出ています。「あ、
ウェブ時代は自由で個人が活躍できるぞっ、と思ったらどうもさにあらず。 世の中、なんだか重苦しい。遊ぼうとしても、消費しようとしても、あんまり心が躍らない。 どうしてだろう?それは、こんなひとたちが増えているから。 他人の「ルール違反」を指摘することに「正義」と「喜び」を感じ、実は自分がとるべきリスク(と楽しみ)から逃げているだけ。見渡せば、テレビの報道も社会も経済の世界も、「ものをつくったり」「消費したり」「楽しんだり」するよりも、なんだかみんながひたすら「管理しあう」ことで疲弊している……。 なぜ、こんなことになっちゃったんだろう? というお話を、糸井さんからうかがいました。 (前回から読む) 今回は、そんなみんなが足を引っ張り合う「管理」社会の中で、「ご機嫌」に生き、働いて行くにはどうするか、のお話になりそうです。さっそく再開しましょう。 ―― 気がつくと、日本中どこでも「管理」をしっ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く