「アナログゲームの振興とユーザーの交流」を目的とした、「ゲームマーケット」が開催されるようになって今年で20周年。 当初は年に1日の開催で千人に満たなかった来場者数も、今では東京と関西に分け、複数日にわたって行われるようになり、来場者数は万単位に達する大イベントとなった。 「アナログゲーム」とは、電源を使用しないゲームのこと。つまり、ボードゲームやカードゲームを指す。実数は不明ながら、アナログゲームのプレイ人口は年々増えているが、同時に増えているのが、自らゲームを制作・販売する人たち。立場的には、アナログゲームの制作会社として、あるいは学生・社会人のサークル活動として、はたまた一個人として、オリジナルのアナログゲームを創り出すのがニッチなトレンドになっている。 そして、「ゲームマーケット」は、こうしたクリエイターたちにとって最も重要なPRの場となっているのだ。 果たして、そこではどのような