「ひじりぃ…」 縋るように腰をヒジリに擦り付ける。 熱くて堪らない部分をどうにかして欲しくて、ヒジリに手を伸ばして眼鏡を外す。 「どうしたの?兄さん。もう、出したい?」 違います。 そんなんじゃなくて。 何と言うか、もうそれだけじゃ耐えられないような気がします。 今にも泣きそうです。 もしかしたら、泣いてるかも知れません(?) 歳ですかね。 最近涙脆いです(謎) 「そんな顔しないで。ほら、欲しいなら自分で脱がせて」 ヒジリは俺の上に圧し掛かる。 うっと俺は言葉に詰まり視線を逸らす。 言われた通りに俺はゆるゆるとボタンに手を伸ばした。 本当に、どうしてヒジリ先生は、こう面倒くさい服を着ているのでしょうかね。 カッターシャツですよカッターシャツ。 一つ一つボタンを外さないと、脱げないんですよ? しかも、肩からずり落ちた服とか見ると、こうなんて言うか。 どっかのグラビア雑誌のアイドル並みにエロス