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  • 佐藤賢一『王妃の離婚』(集英社文庫)★★★★★ - 人生ブンダバー

    [昨12日(火)、20:00BSフジプライムニュース安倍晋三生出演--とくに日米安 保(日米安保条約)論はなかなかおもしろかった。一方、小沢一郎も記者会見を行 ったが、はたして・・・・・・。] 第121回直木賞受賞作品、佐藤賢一『王妃の離婚』を読んだ。 舞台は15世紀のフランス。多くの人がそうなのかも知れないが、私にはこの世界に 対する予備知識がない。一方、著者は東北大学大学院で西洋史とフランス文学を専 攻。専門知識を存分に生かしている。 物語は典型的な起承転結。「起」にあたる「プロローグ」を読むのには骨が折れる。 音楽に例えれば、出だしからこれはすごいとひきつけられる演奏と、なにげなく始 まり、じわじわと燃え、最後にクライマックスを迎える演奏があるが、書は明ら かに後者のタイプだ。アッチェレランドではないが、中盤からやめるにやめられな くなる。「離婚裁判を戦う」の法廷描写は圧巻である。

    佐藤賢一『王妃の離婚』(集英社文庫)★★★★★ - 人生ブンダバー
    kids6
    kids6 2010/01/13
    ... 「プロローグ」のアベラールとエロイーズの物語(集英社文庫版p.18)は単なる 「前置き」ではない。「第一章フランソワは離婚裁判を傍聴する」における ... 後で調べたら、アベラールとエロイーズの物語(→岩波文庫
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