はじめまして。Kekoon(ケコーン)読者の皆様。コラムニストの桐谷ヨウです。 今回は同棲についてのコラムをお届けします。 =========== 「誰かと一緒に住むなんて考えられない」 俺は五年くらい前まで本気でそう思っていた。二十代を過ぎてから、人恋しいという感覚と無縁になり、「ひとりが気楽で最高」「誰かに遠慮するなんて息苦しい」「まだ好き放題、遊んでいたい」という風に。 浪人時代に体験した寮生活が最高に楽しかったにも関わらず、シェアハウスは考えられなかったし、ましてや同棲なんて......オール監視の監獄生活と変わらねぇ! 俺はまだまだオニャノコと飲みてぇんだよぉ! といきがっていた。 そんな自分が同棲を始めたのは"ノリ"としか言いようがない。今の彼女と付き合い始めて半年経ったころ、当時住んでいた部屋に飽きて、引っ越しを決意した。 まだ遊びたい欲が抜けきっていない自分は恵比寿か三軒茶