タグ

ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (12)

  • ゲームで自分を治す人々と、自分のためのゲーム/世間から逃れるためのゲーム - シロクマの屑籠

    ※前半の「ゲームで自分を治す人々の話」は無料です。後半の「自分と戦う依存症と世間と戦う依存症」は、読者を絞りたいので有料です。 ohtabookstand.com 松俊彦先生の記事はいつもすごく面白い。ご自身もニコチン依存的である先生の記事には、依存症についての独特の「雰囲気」がある……などと言葉を飾らず主観を述べてしまえば「わかってくれている」感じがある。これは、松先生がハームリダクションという、「ダメゼッタイ」ではなく「折り合いをつけながらなんとかやっていこうぜ」寄りのアプローチを唱道していることとも関連しているんだろう。 松俊彦先生のめちゃくちゃ面白いエッセイ『誰がために医師はいる──クスリとヒトの現代論』には、駆け出しの精神科医だった頃の「ダメゼッタイ」にまつわる苦い思い出話が登場する。 誰がために医師はいる――クスリとヒトの現代論 作者:松俊彦みすず書房Amazon 「と

    ゲームで自分を治す人々と、自分のためのゲーム/世間から逃れるためのゲーム - シロクマの屑籠
    kijtra
    kijtra 2023/10/01
    ゲームセラピー的なものが必要になる人もいるかもね
  • 中年がスプラトゥーン3をやりこむ際に注意すべきこと - シロクマの屑籠

    スプラトゥーン3 |オンラインコード版 任天堂Amazon 世界じゅうでゲーム愛好家に楽しまれている『スプラトゥーン3』が我が家にやってきて、1か月が経った。 我が家は夫婦・親子そろってこれをプレイしていて、部活動のように励んでいる。雑貨屋のパル子をはじめ、前作には無かった楽しみが色々あるうえ、肝心のバトルは相変わらず「もっと上手になりたい」気持ちを刺激する仕掛けに満ちている。ブキそれぞれの強弱やマップの形状には賛否両論あろうけれども、それらはアップデートで微調整されようし、その微調整も含めてのスプラトゥーンなのだろう。 ところで私は中年だ。 子ども時代にファミコンブームに出会い、ゲーム人生を歩んできた。昔は「30代になったらゲームなんてやめている」と思っていたし、実際、フィジカルな部分では若いプレイヤーに敵わなくなった。それでも遊ばせてくれるのが『スプラトゥーン3』のありがたいところだ。

    中年がスプラトゥーン3をやりこむ際に注意すべきこと - シロクマの屑籠
    kijtra
    kijtra 2022/10/11
    3から始めた勢で2日に1度、5試合くらいナワバリする程度で、まだ1回くらいしか勝ったことがないけど(もちろんキルなどできたことない)なんだか楽しい。
  • 50代で浮かび上がってくる承認欲求のヤバさ - シロクマの屑籠

    togetter.com 正月明けに、「50代くらいになると何をやっても褒められなくて、不安になり、承認欲求をこじらせる人が多い」というtogetterを発見した。 当だろうか? だとしたら世知辛い世の中だ、大変ですね、でも自分も無関係とは言えないな、などと思った。 そもそも、50代にもなって他人に褒められたい、それも、褒められているとはっきりわかるかたちで他者からの承認をいただきたい心境とは、どんなものだろうか。 私は、そのような心境は ・心理発達のプロセスが厳しかったことのあらわれか ・その人を取り囲む環境が特に難しくなっているか のどちらかに思われ、どっちにしても滅茶苦茶厳しいよね……といった風に思った。しかも、案外他人事とも思えなかったりもした。今回は、それらについて書いてみる。 「50代になって、わかりやすく褒められなきゃ不安ってどういう心理発達なのよ」 まず心理発達のプロセス

    50代で浮かび上がってくる承認欲求のヤバさ - シロクマの屑籠
    kijtra
    kijtra 2022/01/07
    更年期障害とかじゃ?
  • シンエヴァンゲリオンは教科書に載るようなアニメじゃない - シロクマの屑籠

    www.youtube.com タイトルで内容を言い切っているので、タイトルしか読まない人はここで回れ右を。わざわざブログに書いたのは、知人に「ブログに書く」と約束してしまったからだ。 そもそも教科書に載るような作品、資料集に載るような作品とは 1.表現様式に目新しさがあり、しかも優れていること。たとえばジョットやダ・ヴィンチの絵画は優れているだけでなく、同時代のほかの画家よりも表現の様式が先んじていた。ターナーやピカソなどもそう。 2.表現される対象に目新しさがあり、しかも優れているもの。神の世界や聖書の世界ではなく、いちはやく人間の世界を描いた作品、王侯の世界ではなくブルジョワの世界を描いた作品、ひいては庶民の世界を描いた作品、等々。 3.時代精神や風俗を見事に表現しているもの、その典型など。バルザックの作品、東海道中膝栗毛、曽根崎心中など。 この3つのうち最低一つが抜きん出ていないと

    シンエヴァンゲリオンは教科書に載るようなアニメじゃない - シロクマの屑籠
    kijtra
    kijtra 2021/08/27
    エヴァじゃなくてわざわざシンエヴァを挙げるのなんで?
  • 2020年から見たエウレカセブン、良さ・しんどさ・わからなさ - シロクマの屑籠

    TVシリーズ 交響詩篇エウレカセブン Blu-ray BOX2 (特装限定版) 発売日: 2017/09/27メディア: Blu-ray 2020年の夏アニメにはあまり指が動かず、『放課後ていぼう日誌』と『ゼロから始める異世界生活 第二期』ぐらいしか見ていなかった。で、アマゾンPrimeを眺めていたら『交響詩篇エウレカセブン』が配信されていたので、これを見ることにした。 『エウレカセブン』は2005年にオンエアされた頃から自分の好みではない作品だとわかっていて、避けていた。オタクたるもの、自分の好きな作品と嫌いな作品はおおよそわかるべきで、好きな作品にこそ時間を費やすべきだと当時は思っていたからだ。いや、今だって当はそうだと思っている。話題の作品を追いかけたりジャンルの系統的理解のために作品を見たりするのは、来、サブカルや批評家のやることであって、オタクは自分の好きなものを知り、好き

    2020年から見たエウレカセブン、良さ・しんどさ・わからなさ - シロクマの屑籠
    kijtra
    kijtra 2020/10/10
    吉田健一氏が好きだからリアタイしてたけど、オシャレ目指したけどなりきれてない感じがして途中で観るのやめちゃった。
  • 『「育ちがいい人」だけが知っていること』が売れる社会に逃げ場なし - シロクマの屑籠

    「育ちがいい」とトクして「育ちが悪い」と損をする、この社会の現実(熊代 亨) | 現代ビジネス | 講談社(1/5) リンク先の文章は、マナー書『「育ちがいい人」だけが知っていること』が30万部を売り上げるに至った現状を踏まえて、いまどきの不平等、いまどきの格差について記したものだ。 「育ちがいい人」だけが知っていること 作者:諏内 えみ発売日: 2020/02/20メディア: Kindle版 「育ちの良さ」とみなされ、実際、生育環境をとおして親世代から子世代へと世襲されるマナーや礼儀作法にもとづいた所作のひとつひとつが、いまどきの複雑化した能力主義(ハイパーメリトクラシー)のもとでは、逐一点検される。 たとえば就活生や婚活希望者は、そのことをあらかじめ知ったうえで就活や婚活に臨むから、自分自身の振る舞いを点検し、マナーや礼儀作法にかなった振る舞いをしようとする。「育ち」が良く、もともと礼

    『「育ちがいい人」だけが知っていること』が売れる社会に逃げ場なし - シロクマの屑籠
    kijtra
    kijtra 2020/10/01
    こんな本あるんだ。あとがきに「この本を読むような人はもう手遅れです」とか書いてたらおもしろいけど
  • アスカの声はこれからも聞こえるか──キャラクターと一緒に年を取ることについて - シロクマの屑籠

    新著が昨日発売されたので宣伝になりそうな文章を書いたほうがいいのだろう。が、そういう時に限って無視しづらいものが目に飛び込んでくる。 プラグスーツ模様の入った弐号機色ちゃんちゃんこ(惣流モデル/式波モデル)— ym404 (@ym404) 2020年6月18日 殺してくれってなるな— ym404 (@ym404) 2020年6月18日 今日、twitterで年の取りかたの話をしていた時、唐突にこのようなエアリプをらった。クリティカルヒット。二つ目の「殺してくれ」というフレーズが惣流アスカラングレーの「殺してやる」という断末魔の呪詛と重なってダメージが大きくなった。キャラクターと自分が年を取っていく未来に毒饅頭を盛られたような気分になり、心は千々に乱れるのだった。 *       *       * キャラクターには、年を取っていくタイプとそうでないタイプがいるように思われる。 惣流/式波

    アスカの声はこれからも聞こえるか──キャラクターと一緒に年を取ることについて - シロクマの屑籠
    kijtra
    kijtra 2020/06/19
    チャゲ「聞こえない」
  • 伝説ポケモンが出てから、俺のポケモンGOは「猫の集会」じゃなくなった - シロクマの屑籠

    Pokémon GO Plus (ポケモン GO Plus) 出版社/メーカー: 任天堂メディア: Video Gameこの商品を含むブログ (2件) を見る 7月下旬から、『ポケモンGO』に伝説ポケモンが出るようになった。 とにかく強くて、多人数がいなければ勝負にならないので、協力プレイが必須になっている。 都心で『ポケモンGO』をやっている人にとって、伝説ポケモンを集団でボコボコに倒すのは造作もないことかもしれない。しかし、地方の国道沿いに住む、私のようなポケモントレーナーにとっては、10人以上のポケモントレーナーが集まること自体がかなり難しい。とはいえ、この機会を逃すなんてありえないので、車を走らせて市街地に出向き、人の集まっていそうな場所を徘徊した。 午後7時。駅前の記念碑の周りに、スマホを持った老若男女が集まっていた。人数を数えると、15人。知り合い同士のグループもいれば、私のよ

    伝説ポケモンが出てから、俺のポケモンGOは「猫の集会」じゃなくなった - シロクマの屑籠
    kijtra
    kijtra 2017/08/06
    朝、新宿でやっていると、夜の仕事系のニイちゃんたちが「ファイヤーっスか!?一緒にやりましょーYO!」的なテンションで声を掛けてくれて、普段触れることもないような人と一体感があったりで不思議なゲームだよ。
  • 子どものYouTuberを見ていると不安になる - シロクマの屑籠

    blogos.com リンク先は、行動をエスカレートさせるYouTuberを「仕事」をキーワードに考察したものだ。 私はYouTuberの行動原理は、金銭と承認欲求の両方に由来している場合が多いとみているので、「仕事」だけに注目するのは片手落ち、と感じる。それと、リンク先の文章は、「仕事」に対する捉え方がやけにネガティブだ。 そして世の中には仕事のためなら、何をしても平気だという人が、数多く存在するのである。 それは決して良いとか悪いとかではなく、仕事というものはそういうものである。 例えば、軍隊で働く兵士。彼らはともすれば他人を殺すことすらある。ときには非人間性が糾弾されることもあるが、しかし彼らは誇りを持って仕事をしている。 (中略) 例えば、会社員。例えや子供を愛していても、楽しみにしていた遊園地の日に、取引先から呼び出されれば出勤せざるを得ない。 もう一度言うが、これらは決して良

    子どものYouTuberを見ていると不安になる - シロクマの屑籠
    kijtra
    kijtra 2017/01/10
    子供はGoogleのアカウントを持てないから親が管理してるんだろうけど、いちいちPVとか売上を子供に報告するのかな?
  • 満員電車で死んだ目をしたサラリーマンは死んでいるのではない。チャージしているのだ。 - シロクマの屑籠

    もうタイトルで言い切った気がするが、オマケとして、文のような体裁をつけておく。 「満員電車で死んだ目をしたサラリーマン」とはよく使われる言葉だが、ひどい勘違いである。なかには数%程度、当に死にそうなサラリーマンも混じっているかもしれないがそういうのは例外で、ほとんどのサラリーマンは死んだ目になってチャージを行っているのである。 サラリーマンの境遇は忙しい。忙しいと書いて「充実している」と読み替えても良い。誠心誠意生きているサラリーマン達は、仕事に、遊びに、家庭に、とにかくやることが多いので寸毫のエネルギーも無駄にするわけにいかない。 無駄にするわけにはいかないのはエネルギーばかりではない。時間もサラリーマンにとって欠くことのできないリソースである。だから電車のなかで読書に励むサラリーマンも、特に若い人には珍しくない。 しかし年を取ってくると、時間と同等以上にエネルギーがネックになってく

    満員電車で死んだ目をしたサラリーマンは死んでいるのではない。チャージしているのだ。 - シロクマの屑籠
    kijtra
    kijtra 2016/10/04
    死んでないけど、活きてもいない。
  • ブログがSNSにトラフィックを奪われる時代は終わった。ブログがSNSからトラフィックを集める時代が始まっている。 - シロクマの屑籠

    TwitterやFacebookの次は何が来るか」だって?そりゃお前、ブログに決まってんだろ! | Tribal Marketing ❤ ikedanoriyuki.jp 前から勘ぐっていたけれど、なんとなく言い辛かったことを後押ししてくれる記事をみかけた。「ブログはオワコン」ではなく「twitterやFacebookの次はブログ」。私もそう思う。 ブログがSNSにトラフィックを奪われる時代は終わった。 twitterSNSが流行しはじめた頃、ブログが終わった論が流行した。その際、根拠として言われていたのは「SNSにブログはトラフィックを奪われる」と「ブログは可処分時間をSNSに吸い取られる」だ。 一見、これらは間違っていなさそうにみえる。2009〜2010年頃にブログのアクセス解析を眺めていた頃には“どうやらSNSにお客さんを持っていかれているらしい”という体感もあった。当時、ブログ

    ブログがSNSにトラフィックを奪われる時代は終わった。ブログがSNSからトラフィックを集める時代が始まっている。 - シロクマの屑籠
    kijtra
    kijtra 2013/03/28
    SNSはほぼ書き捨てだけど、ブログは"log"だけに過去が残るからなあ。比べるのは難しい。
  • 「インターネットではチャンネル争いが起こらない」 - シロクマの屑籠

    テレビを一人で観るようになったのはいつ頃からだったろうか。 昭和30年代の写真を探すと、町角で大勢の人がテレビを見ている風景を見かける。この頃のテレビは、かなりの確率で“みんなで観る”ものだった。一家に一台テレビが普及した後も、テレビはやはり皆で見るものだった。一家に一台しかないテレビだからこそ、“巨人、大鵬、卵焼き”という言葉や“チャンネル争い”という言葉が存在していたのだろう。 視聴番組を巡るコンフリクトがあった = 皆が自分の見たい番組だけ観ていたわけではないということでもある。大人が子ども向けアニメを観ざるを得ない時もあっただろうし、ニュースや時代劇を子どもが観ることもあっただろう。家族という小さな器のなかとはいえ、テレビは一人で観るものではなく、自分が観たいものを観たいだけ観れるものではなかった。 ところが昭和の終わりになると、ひとつの家庭がテレビやビデオデッキを複数保有する、そ

    「インターネットではチャンネル争いが起こらない」 - シロクマの屑籠
    kijtra
    kijtra 2013/02/27
    一緒に見たい人がいれば一緒に見ればいいだけな気もするけど、そういう話じゃなくて?
  • 1