上野動物園(東京都台東区)のメスのジャイアントパンダ「シンシン」が、赤ちゃんを出産した。同園としては5年ぶり。直後から「日本中が歓喜に包まれている」といったトーンの全国的な報道が続いている。 ジャイアントパンダは繁殖が難しく、一時は「絶滅危惧種」に分類されるほどだった。それでも、和歌山アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)のように、1~2年に1回のペースでジャイアントパンダが誕生している園もある。 繁殖期が短く、自然交配による妊娠・出産が難しい シンシンは2017年6月12日、赤ちゃん1頭を出産した。J-CASTニュースの13日の取材に答えた上野動物園職員によると「母子ともに元気」。ただ、ジャイアントパンダの子は一般的に小さな体で生まれるため、「生後1週間ほどは予断を許さない状況で、慎重に観察していきます」という。今回のシンシンの子は体重約150グラム。また、前回12年に誕生した赤ちゃん
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