京都・銀閣寺の北に広がる北白川は、古くから多くの文化人や学者に愛された閑静な住宅地。大正期に建てられたという、京都らしい風情を残すレトロな洋館の1室を拠点に、さまざまなプロダクトを生み出すのが、アウトドアブランド「ミニマライト」の代表、羽地慎吾さん。 「最低限の要素から、最大限の軽さと使いやすさを引き出す」をコンセプトに、機能的でユニークでUL(ウルトラライト)なアイテムを創り出す、関西を代表する話題のガレージブランドはどう始まったのか。こだわり抜いたものづくりの背景を伺いました。 (インタビュアー:乙部 晴佳、記事:小川 郁代、写真:桑原 明丈) 山を歩く時間が頭の中にあふれるアイディアを形にする ―ミニマライトさんといえば、山用のサイフ(PLAY WALLET)をイメージする人が多いと思うのですが、これがブランドとして最初の商品ですよね? 残念ながらYAMAP STOREでのお取り扱い