市町村合併で無理矢理政令指定都市に移行した神奈川県相模原市(旧津久井郡相模湖町)の一部となった神奈川の奥座敷「相模湖」は昭和の末期的観光地だった。引き続き相模湖観光レポートを続けたい。 観光客の姿も皆無な相模湖公園のボート乗り場には雑踏の声ならぬ乗り物コーナーから溢れる電子音の洪水が溢れていた。完全に寂れた地方のデパートの屋上にある光景である。とりあえずゲーム機も色々集めたみたいだが20年前のゲームセンターのようだ。 特に意味もなく天井から吊るされた万国旗も非常にツボのポイントが高い。挙句には子供連れの家族の姿すら見かける事もない末期的な空間。アンパンマンも実に暇そうだ。相変わらずボート乗り場の受付のオッサンがこちらに目を光らせている。 閑古鳥過ぎるだけにこれらゲームマシンのピコピコ音の賑やかさが逆に哀愁感たっぷりに訴えかけてきて何とも居た堪れない気持ちにさせてくれる。 相模湖がヤバイのは