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ブックマーク / www.nikkeibp.co.jp (45)

  • 構造改革をどう生きるか(第84回)食べ物を燃やす ― 何かおかしい今のバイオ燃料[森永 卓郎氏]/SAFETY JAPAN [コラム]/日経BP社

    4月からオレンジジュースの希望小売価格が上がった。5月には日清製粉が業務用小麦価格を一部引き上げている。さらに6月には、キユーピーがマヨネーズの価格を1割値上げする。マヨネーズの値上げは1990年以来、17年ぶりのことだ。 デフレが深化している状況で、なぜ料品だけ値上げが相次いでいるのか。その原因は一つしかない。バイオ燃料の普及で、その原料になるトウモロコシの需要が急増したからだ。 需要増でトウモロコシの価格が上がると、オレンジや大豆、小麦の生産農家がトウモロコシに転作し、オレンジ、大豆、小麦の供給が減って、価格が高騰するというメカニズムになっている。 マヨネーズも原料となる植物油が大豆の価格高騰で値上がりし、その余波を受けた。 料品の価格が軒並み上がろうと、いまやバイオエタノールによるバイオガソリンで車を走らせようというのが世界の流れだ。

  • 年収150万円と3000万円で“税率”が同じ国 構造改革をどう生きるか(第58回)[森永 卓郎氏]/SAFETY JAPAN [コラム]/日経BP社

    の税制が低所得者を保護している例として、よく次のようなことがいわれる。 1.日の課税最低限は諸外国に比べて高い 2.日の税制は累進課税になっている 1は、分かりやすく言い換えると、「あなたは稼ぎが少ないから税金を払わなくてもいいですよ」という収入の水準(課税最低限)が、日は諸外国よりも高く設定されている、という意味だ。 2は、簡単に言えば、「貧乏人はあまり税金を払わなくてもいいが、金持ちになればなるほど高い比率で税金を払っている」という意味である。 どちらも事実であれば、日の税制は低所得者に優しい制度であるということになる。どうも、日人の7割から8割が、こうした「神話」を信じているようだ。そのため、政治家からさえも、次のような議論が出てくる。 「日は低所得者に甘い税制になっており、お金がない人が税金を支払っていない。だから給与所得控除、配偶者控除、特

  • 『プレジデントFamily』編集長に聞く(後編) - ビジネススタイル - nikkei BPnet

    『プレジデントFamily』編集長に聞く(後編)〜「自分の“人間力”磨かねば」、プレッシャーに迷える親たち (前編はこちら) 「生活習慣をきちっとしなければ子供の力は伸びない」と認識する親たちがいる。子供にかかわる上で、親の「人間としての基スキル」、いわば人間力が問われている。 『プレジデントFamily』編集長・鈴木勝彦氏は、「親たちは今、『迷いの時期』にある」という。鈴木氏との対談の後編をお届けする。 あいはら:『プレジデントFamily』の創刊号、第2号は中学受験がテーマでした。格差の拡大が議論を呼んでいる昨今、学歴が幸せや成功に直結するのかという批判があります。父親たちの「受験ブーム」についてはどうお考えですか。 鈴木:親の音としては、より高いブランド、偏差値の学校に行ってくれたらいいなという気持ちはありますが、そこがゴールだと考える人は多くない。有名校に受かったある

    kiku-chan
    kiku-chan 2006/10/04
    『パーフェクトチャイルド』『パーフェクトペアレント』の脅迫観念を植え付ける教育雑誌 何が普通か分からなくなってきている
  • 残業代なしでただ働きを強制される時代の到来 - 小泉構造改革をどういきるか[森永卓郎]

    第46回 残業代なしでただ働きを強制される時代の到来 ~ ホワイトカラー・エグゼンプションって何? ~ 経済アナリスト 森永 卓郎氏 2006年8月28日 ホワイトカラーを労基法の保護から除外 ホワイトカラーの労働時間ルールを変えようという動きが進んでいる。その名を「ホワイトカラー・エグゼンプション」という。 エグゼンプションとは「除外」という意味。つまり、ホワイトカラーを労働基準法の労働時間規制から除外する制度である。 これまで、管理職でない限り、工場労働者もオフィス労働者も定められた一定の勤務時間を超えたり、休日出勤などをした場合は会社側が割増賃金を支払わなければならなかった。 現在の労働基準法では1日8時間・週40時間を超えた労働には、通常賃金の25%増、休日出勤では35%増の賃金を支払うことになっている。この規制対象から非管理職のホワイトカラーも除外してしまおうとい

  • “貯蓄力の格差”が広がっている

    第13回 “貯蓄力の格差”が広がっている ― 元大企業役員が生活保護? ― ファイナンシャル・プランナー 菅原 直子氏 2006年7月6日 「格差社会」などといわれて久しい。家計調査などをはじめとする公的データを見ると、年収の高い集団は貯蓄が多いといった「常識的な数値」に納まっている(図)。確かに母数が大きければ、常識的な数字に収まるのは当然のことだと思う。 ただし、この傾向は、相談現場においてわたしたちが肌で感じる状況とは、必ずしも一致しない。わたしたちのお金相談現場でも様々な格差を感じるようになってきているが、その格差とは、年齢を重ねても貯蓄が右肩上がりになっていない家庭が増えていることや、収入と貯蓄額が比例しないと感じる家庭が目立つようになっていることである。 今回は、公表されているデータなどからは読み取りにくい、最近の家計の実態や貯蓄力の格差についてご紹介していく。

    kiku-chan
    kiku-chan 2006/07/13
    適度に貯金、適度に遊ぶってことですかね。 残業しても、しなかった「つもり」貯金の私