女子高生にメイド服などを着せ、接客や客引きをさせたとして、大阪府警少年課と堺署は2日、大阪市中央区日本橋の「ガールズバーVANILLA」経営・伊藤進行容疑者(35)(堺市南区)と店長ら計4人を児童福祉法違反(有害支配)容疑で逮捕した、と発表した。 発表によると、4人は7月下旬から約1か月、和歌山県海南市の公立高校1年の女子生徒(15)を雇い、メイド服やチャイナドレス姿で店内の個室で客に体を触らせたり、路上で客引きさせたりした疑い。 一方、同署は、同店で働いていた、この女子高生を含む14〜17歳の女子中高生ら7人を保護した。 同店は6月下旬にオープン。当初はカウンター形式のバーだったが、経営がふるわなかったため、夏頃から個室を設け、接客させ始めた。「1か月以内に辞めたら給料は払わない」「遅刻3回で1日分の給料没収」などとした契約書にサインさせ、女子中高生らを管理していたという。