昨年リリースした1stアルバム『若者たちへ』、初のクリスマス・シングル「1999」で一躍大きな注目を集め、現在のオルタナ・ロック・シーンを引っ張る3ピース・バンド、羊文学。澄み切った空気感とファズ・ギターの轟音、ソリッドなオルタナ・サウンドのイメージが強い彼女たちだが、今回リリースされた新EP『きらめき』は、1曲目から「あたらしいわたし」が収録されているように、これまでよりも軽やかで彼女たちのポップな魅力が詰まった作品に。OTOTOY初登場となった今回のインタヴューでは、バンドの成り立ちから今作についてまでじっくりとメンバー3人に語ってもらった。 INTERVIEW : 羊文学 羊文学はシリアスなバンドだ。生真面目というよりも、ありのままの自分を生きている感じがする。塩塚モエカ(Vo.Gt)の凛とした佇まいは、ジュリアン・ベイカーやフィービー・ブリジャーズ、スネイル・メイルといった面々にも