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ブックマーク / otomachi.net (2)

  • INTERVIEW 「Taiko Super Kicks 伊藤暁里」 | oto machi

    《誰もの心と感覚に寄り添う、“隙間のある音楽”の引力》 Taiko Super Kicksの音楽には、“隙間”がある。もちろんそれは音が少ないなどといった意味じゃなく、解釈や楽しみ方に、ものすごく自由があるのだ。例えば仕事帰りの夜道、Vo/Gt.伊藤暁里の歌詞が、誰かの孤独をほんの少し和らげる。例えばどこかのライブハウスで、静かなスリルに満ちたバンドの音に誰かが身を任せ、新しい刺激を楽しむ。例えば昼下がりの部屋の中、深く澄んだ伊藤の優しい歌声が、誰かの心をゆるゆるとほどいてゆく―。 筆者はこれほど“聴き手に寄り添う音楽”を聴いたことがない。それは轟音にすら静謐さを感じさせる、決して押しつけがましくないサウンドもさることながら、伊藤の歌詞にも大きな理由があると思う。彼の綴る歌詞は、「詩」に近い。行間のある、いかようにも捉えられる言葉で紡ぎ出された世界は、1人1人に「自分だけの物語」を思い起こ

    kiku72
    kiku72 2021/12/15
  • INTERVIEW 優河 2nd full album『魔法』前編 | oto machi

    初めて優河にインタビューしたのは、もう2年以上も前になる。私はほぼ初対面だったが、とてもそうは思えないほどスムーズに楽しく、そして実は記事にはしていない、とても興味深い話もできたことをよく覚えている。年齢では推し量れない話の内容や経験、佇まい。それと同時に彼女はまだ23歳のたおやかで可愛い、年相応の女の子でもあった。 今でも、大きなギターケースを背負い取材場所から1人てくてくと帰っていく、あの後ろ姿が忘れられない。それは凛としつつも健気で、何だかこれから彼女が沢山の人と交わりつつ、それでも1人、音楽の道をゆく象徴的な姿のように映ったからだ。 あれから彼女は26歳になり、黒髪の少女は髪を金色に染めて、再び私の前に現れた。 透明でどこか神秘的に「物語」を紡いだ世界を前作の『Tabiji』と表すなら、今作の『魔法』はもっとずっと個人的で、内省的なものに思える。そこにははっきりと「出会いや別れ」「

    kiku72
    kiku72 2018/03/16
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