Woofin'が休刊になりました。 創刊号は1999年。メソッド・マンが表紙でした。黒系音楽誌のbmrとFront(かBlast)が売れていた時代で、記事もどんどん濃くなる中、ファッションを中心にした軽やかな誌面で、ヒップホップ・カルチャーにつま先から入りかけた10代はずいぶん間口が広く感じたのではないでしょうか。 Woofin'は、初心者には敷居が高かった専門誌より、ぐんと身近で手に取りやすかった。その一方で、音楽の出版社が出しているだけあって、短くてもシッカリした信頼できる記事が掲載されていました。 夏以外はほとんどの商業誌に半無視されていた(ええ。ホントに)レゲエにも積極的でした。私が書き始めたのは、02年か03年。ショーン・ポールやエレファント・マンが売れて、ダンスホール・レゲエが大流行りした時期ですね。 連載の『Minako Ikeshiro Labba Labba Train』