学習発表会を翌日に控え、3年B組は演劇の仕上げに熱が入っていた。主役の増田園枝(竹川まゆみ)も「雪女がメガネじゃ締まらない」とコンタクトレンズに替え、準備万端だ。ところが、園枝は着け慣れないコンタクトレンズを落として割ってしまい、頼りない視力で階段を降りているときに誤って転倒、足を捻挫してしまう。 金八は園枝の代役に立見八千代(中村美奈子)を抜擢し、さらになんと加藤優(直江喜一)をプロンプターに指名する。優は黙り、迫田八重子(川上麻衣子)の「私たちには加藤君の力が必要」という言葉にも返事をせず、そのまま教室をあとにする。限られた時間の中で必死にセリフを覚えようと暗くなるまで金八と特訓を続ける八千代。ちょっと休憩しようと教室を出ると、そこに優の姿があった。優は八千代に協力しようと思い直し、駆けつけたのだった。 発表会当日。出番が迫る中、緊張した八千代が「セリフ全部忘れちゃった」とパニックに。