話題の本。ぼくはこの領域に必ずしも詳しいわけではないので、学習者として読んだ。 まず、本書はヘイトでもないし、焚書にするような本ではない。ただ、主張はある。それが科学的に妥当なものかは、ぼくにはまだ咀嚼しきれていない。アマゾンあたりで書評を見ると、多分にイデオロギーから賛否が語られているように思う。あくまで大事なのは科学とファクトだ。 アメリカもアクティビストやインフルエンサーの影響がとても大きいですね。いいんだかわるいんだか。
![トランスジェンダーになりたい少女たち|岩田健太郎 K Iwata](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8c1805924ce35e5583fc01aae6acaebe232a8afa/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fd2l930y2yx77uc.cloudfront.net%2Fproduction%2Fsocial_images%2Fa3e3f90ef93f85f7ca875075c5bb21e9392414bc.png)
本屋で衝動買い。商売柄、知ってることもあったが、全然知らないことも多々あった。とても勉強になった。特にコロナ禍以降の支援現場についてはあまりに無知だった。こちらも必死であれこれかまけている間に、それ以外の場所では、別のことでやはり必死だったのだ。そういう意味でも「外の情報がほぼ入ってこなかった」医療従事者こそ本書を読む価値がある。 もう一つ、医療従事者が本書を読むべきだと思うのは、医療現場に(特に医者の間で)はびこる「自己責任」論の強さだ。自分たちが勝ち組だと自覚しているからそう思うんだろうけど、そんなに簡単な話ではないことを本書から学んだ方が良い。僕がラッキーだったのは(今から思えば、だけど)、NY時代に貧困生活を経験したこと、生き馬の目を抜くような弱肉強食のNYで、これはきつい体験だったけど、「自分は決して勝ち組ではない」という諦観は持てた。今から思えばとてもよかった。 あと、これは誤
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く