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ブックマーク / note.com/hiromi0110 (4)

  • 改めて『渋谷ホームレス殺人事件』を考える|まつもと ひろみ

    『夜明けまでバス停で』という映画を見た。『渋谷ホームレス殺人事件』をモチーフにしたものだ。 さきに断っておくと、実際に起きた出来事と映画の中身は全く別物だと捉えるべきものだと思う。 『渋谷ホームレス事件』とは、東京都にあるバス停付近で野宿生活をしていた60代の女性が、バス停の近隣に住む40代の男性に殴打され亡くなった2020年の事件である。 若い時は快活で明るい性格だった。27歳で結婚したが、夫からの暴力に耐えかねて翌年に広島の実家に帰り離婚。ひとりで上京してからは、いつのまにか家族とはほぼ連絡を取らなくなる。晩年、スーパーなどで試販売の仕事などをしていたようだが、コロナウイルスの影響もあり、対面の仕事は減っていった。警察が身元を調べた時は、職業不詳の状態だった。 (表現は出典元から少し変更しています) https://www3.nhk.or.jp/news/special/jiken_

    改めて『渋谷ホームレス殺人事件』を考える|まつもと ひろみ
    kiku72
    kiku72 2022/10/26
  • ホームレス問題に関わる人がパラサイトを見た感想。|まつもと ひろみ

    やっと見に行けました、パラサイト。パルムドール賞を取る前からずっと見たかったのですが、なかなかうまく時間を作れず。見れてよかった。 先日テレビにもよく出演されている朴一先生とトークセッションする機会をいただいたのですが、その時に朴先生自身も半地下に住んでいたことがあるという話をしていました。 韓国では第一の定年が45歳だと言われており、その後仕事がなくなるとコンビニやチキン屋、台湾カステラ屋を経営をする人が多いのだとか。パラサイトに登場するギテク(父)もチキン屋経営に失敗したといっていたので納得です。 そういった情報を少し聞き齧って、映画を見てみました。 *** 階段の使い方。光と影のコントラスト。心の機微を水をつかって表現する力。愛の描き方。細部に宿るこだわりがすごい。 富裕層の家は、坂道の上にあり、家に入るために階段があり、中にもまた階段がある、どこまでも光と緑の多い空間。半地下の家は

    ホームレス問題に関わる人がパラサイトを見た感想。|まつもと ひろみ
    kiku72
    kiku72 2020/02/25
    “韓国では第一の定年が45歳だと言われており、その後仕事がなくなるとコンビニやチキン屋、台湾カステラ屋を経営をする人が多いのだとか。”
  • 都会の空洞で身を隠すように寝ていた女性の名前を、わたしはまだ知らない。|まつもと ひろみ

    昨日の夜、忘れられない出来事が起きました。一晩経っても脳裏に焼きついた光景がなんども思い出されてしまうのです。ひとりでは抱えきれないから言葉にさせてください。 わたしはホームレス状態の人のサポートをするNPOで働いています。月1回〜2回ほど夜にホームレスの人たちのもとを訪ねて回る「夜回り」という活動を行っています。 4つあるコースの中で、一番繁華街であるターミナル駅周辺を担当しています。昨日がその夜回りの日でした。 川沿いや公園の近くのコースだと、人通りが少ない分野宿をしている人かどうか比較的見分けがつきやすいのですが、ターミナル駅は会社帰りの人なども多く利用するため圧倒的に通行量が多く、誰に声をかけるか判断に非常に困るのです。 また都会の椅子は、石や金属でできていることが多いので長時間座るのには適しません。残念ながら、都市デザインは排除的であることが多いです。商業施設などは警備員が巡回し

    都会の空洞で身を隠すように寝ていた女性の名前を、わたしはまだ知らない。|まつもと ひろみ
    kiku72
    kiku72 2020/01/16
    “用意してきたお弁当を渡したいということを伝えると、「わたし、お金持ってないけど…もらっていいんですか?」というのです。”
  • 「死ぬ」か「相談する」かしか、自分には選択肢がないって言われた時の衝撃を、生涯忘れることができないと思う。|まつもと ひろみ

    「死ぬ」か「相談する」かしか、自分には選択肢がないって言われた時の衝撃を、生涯忘れることができないと思う。 日広しといえども、ホームレス支援を仕事にしている人はあまり多くはないと思います。小さなNPO職員のストーリーを今日はお届けします。 *** わたしは12歳の時に、ひょんなご縁で大阪市西成区にいるホームレスのおっちゃんたちにおにぎりを配ることになりました。近所の公園で見かけたことはあっても、その時まで話したことなんてなくて。 おにぎりを待つ行列は、ざっと300人。人気商品の購入待ちに、勝るとも劣らない大行列。度肝を抜かれました。「え、こんなに人がいるの?」と驚いたことを今でも鮮明に覚えています。 「怒られないかな…」 「ホームレスの人ってどんな人なんだろう…」 強張りながら、おにぎりを手渡しました。 「ありがとうね〜」 お礼を言われてしまったのです。予想外でした。 会話のキャッチボー

    「死ぬ」か「相談する」かしか、自分には選択肢がないって言われた時の衝撃を、生涯忘れることができないと思う。|まつもと ひろみ
    kiku72
    kiku72 2019/12/05
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