タグ

ブックマーク / note.com/masui_osamu (5)

  • 永遠のワーキングクラス、ポール・ウェラー|増井修

    これは今からおよそ20年前、2004年に取材したもの。初のカバーアルバムの発表を機に来日した時の日唯一のインタビューとなった。何故そうなったかと言えば、彼は前日の飲酒がたたってただの頑固な親父と化しており、増井の取材一受けたのだからもう十分だろうと言い訳して、それで帰ってしまったのだ。当然次が順番だと準備して待ち構えていた他媒体に怒られ、いつもの様に私は逆恨みを買ったが、予見しようもなかったのだから仕方ない。 考えてみれば、ポールにインタビューした回数として私は日最多だろう。しかし取り立てて仲良くも何ともなれず、日利権の一部代行とか、版権管理の様な役得とか、未だのメール友達とか、親密な関係を全く築けずに今に至った。勿体無い。 まぁジャーナリストとしてその分純粋だったし、その分ポールも時には緊張で乾いた唇を舐めながら答えていた。そういう下地があったので、この取材の頃には、無遠慮合戦の

    永遠のワーキングクラス、ポール・ウェラー|増井修
    kiku72
    kiku72 2023/07/31
    “これは今からおよそ20年前、2004年に取材したもの。”
  • スウェードの最後のインタヴュー    |増井修

    スウェードが、2023年来日するという。しかもマニックスとのカップリングだそうだ。延命をこそ目的化したバンドとの同行はどう考えてもギャグでしかないが、良いも悪いも感じない。老いることはそもそもそういう事である。 これは2003年に取った解散決定直後のブレットとのインタヴューで、掲載媒体の性質からほとんどの方が読んだことのないものだと思われる。我ながら彼らの質に迫ったものだと感じるけれども、それは私の技量というより、解散を決めているのにまだ諸事情で発表出来ない微妙なスタンスが、導いたものだった。 理性で若さを表現しようとした稀有なバンドとして、再び刻印されていいだろうとの想いもあって読んでもらいたく再掲載する。 彼はつき物が落ちたかのように穏やかに笑った 2003年2月12日、口ンドンから取材を終えて帰ってきた私を待っていたのは、バンドからの以下の公式声明だった。 スウェードは来年から

    スウェードの最後のインタヴュー    |増井修
    kiku72
    kiku72 2023/07/22
    “これは2003年に取った解散決定直後のブレットとのインタヴュー” 更新頻度は低いけど増井修のnoteは良い
  • 「リリカOD」のその後と、お詫び|増井修

    私は昨年9月に「皮膚病にはリリカが効く」なんぞと書いた。ところがこれはとんでもない間違いだった。その後私の皮膚病はまさに重篤化し、リリカでは治らないどころか、手足にも酷い発疹が増殖して、要介護状態になってしまった。このサイトの更新が半年も遅れたのはそのせいだ。訳の分からない皮膚の病気に悩まされている人に誤情報を与えたことをここに訂正し、お詫びしなければならない。 当初、圧倒的にリリカが効くと感じていたことも実際にあったし、そのような記述もウィキに出ていた。しかしリリカは痛みを緩和する程度のもので、治療薬とは全く違うようだ。ただし私は今もってリリカを飲んでおり、これがいわゆる「自家感作性」(自分を攻撃する免疫反応)を幾分か和らげることは確かだ。 謎の皮膚病は当に厄介だ。難病指定にすら当てはめる事が出来ない。私のようにあまたの医師から見放された患者も多いだろう。 私には書きたいことが一杯あっ

    「リリカOD」のその後と、お詫び|増井修
    kiku72
    kiku72 2022/05/16
    “私にしか開示しえないロックネタをメインに再開”
  • オアシス原稿依頼が謎すぎた|増井修

    このnoteを始めてから、このサイト経由で初の原稿執筆の依頼が来た。私は原稿の注文が欲しくて書いているわけではないのだが、それでも評価に基づく何らかの反応を示されることは、喜びだ。儀礼としてもここは速攻返信した。Tなる会社の編集者高山さんという方からで、詳しくはメール返信にてと書かれている。 私は期待した。このろくでもない、得体の知れない私のnoteからの注文ともなれば、個性的なアングルからの、予想も出来ない更にへんてこりんな注文を、多分熱意だけでごり押しするものであろう。それはそれで面白いし、ありがたい。 ところがその返信の注文内容のメールを見て唖然とした。 どうして唖然としたかと言えば、そのメールを全部掲載すれば読者には一目瞭然なのだが、さすがにそれこそ更に儀礼に反するので、以下の通りまとめてみる。 「オエイススの96年のネブワース・ギグのドキュメンタリー映画が出来るのでそれに合わせて

    オアシス原稿依頼が謎すぎた|増井修
    kiku72
    kiku72 2021/08/22
  • 大久保青志を断固粉砕する市民の会|増井修

    大久保さんという先輩がいる。不遇な事件によってサラリーマン人生が終わった私には大久保さんが今でも唯一の先輩だ。フリーランスとなった私に何のわだかまりもなく声を掛けてくれたのは当にこの大久保さん、ただ一人だけだ。 声を掛けると言っても、特に仕事や健康を案ずるでも気遣うでもなく、私のマンション前の開発問題に時々情報提供してくれて、実際に現場を見に来てくれたこともあるくらいのことだったけれども、彼は元東京都議員で情報通だから、そうした知識は有益だったし、それでいて何の見返りも求めてこないので、その距離感が私にはありがたかった。あの人こそ立派な人格者と言える。 5年前の春、私はマンションの問題を口実に色々と数十年もお世話になっておきながら、大久保さんご人には改まってのお礼をしていないことに気がついて、五反田のおでん屋にお誘いした。20代の頃にはそれこそ数えきれないくらいご一緒させてもらったもの

    大久保青志を断固粉砕する市民の会|増井修
    kiku72
    kiku72 2021/07/13
    大久保青志 / フェスとデモを進化させる。めちゃくちゃおもしろかった。持ちネタ多すぎ。でも文章力が無い著者の為に尽力した増井修のエントリ
  • 1