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ブックマーク / note.kohkoku.jp (4)

  • 136 京都の文化的権威は、いかに創られたか|雑誌『広告』

    「京都は日文化を代表している」というイメージは、国内のみならず国際的にも受け入れられている。京都市は「世界が憧れる観光文化都市」を標榜し、「京都が日の財産、世界の宝であることをアピールする」京都創生PRポスター「日に、京都があってよかった。」を2007年から発表している。 2007年に発表された最初の京都創生PRポスター。嵐山にある渡月橋の写真を使用 画像:「京都市情報館」ウェブサイトより筆者は、京都に暮らして20年以上になるが、このまちをPRするポスターを見るたびにもやもやしてしまう。かつて天皇が住む「みやこ」であったにしても、いまは日の首都ではなく、いわば一地方都市に過ぎない。確かに、国宝や重要文化財は数あるが、それらをもって「日の財産、世界の宝」とまで言い切るスタンスにはずっと違和感があった。だからこそ、あらためて「京都の文化的権威」と向き合ってみたいと思った。 このテー

    136 京都の文化的権威は、いかに創られたか|雑誌『広告』
    kiku72
    kiku72 2023/09/25
    “この記事は9月26日の昼12時まで全文無料でご覧いただけます。”
  • サブカルチャーと冷笑|雑誌『広告』

    テキストユニット TVOD 『広告』文化特集号イベントレポート 去る5月15日、下北沢の書店「屋B&B」にて『広告』文化特集号の発売記念のトークイベントを開催しました。テーマは「サブカルチャーと冷笑」。2010年代以降、SNSでの政治的や社会的な活動の盛り上がりとともに、たびたび話題となった「冷笑」というキーワード。ここ数十年における「サブカル」的な感性のなかで醸成されたものとも言われる冷笑的態度は、どのように生まれ、どこへ向かうのか。文化特集号で「120 SNS以降のサブカルチャーと政治」の記事を寄稿いただいたテキストユニットTVODのコメカ氏とパンス氏をゲストに迎え、『広告』編集長の小野も交えながら語り合ったイベントの模様をお届けいたします。 現代における「冷笑」とは何か小野:最初に、なぜ日のテーマが「サブカルチャーと冷笑」となったのか。そこからお話しいただいてもいいですか。 コメ

    サブカルチャーと冷笑|雑誌『広告』
    kiku72
    kiku72 2023/08/15
    デモの時代だった10年代がコロナ禍を経て今は冷笑の時代なのかという
  • 35 著作権は文化のためになっているか|雑誌『広告』

    著作権は、作品の価値が高まるのを阻害する何かを創作した人が、自分の創作物をコントロールするのは当然だ。なぜなら、それが著作権というものだから。私たちはそう考えるかもしれないが、そもそも著作権とは一体、なんのためにあるのだろうか。たとえば、子どもの頃、誰かがおもしろい遊びのルールや言葉を「発明」すると、みんながそれを真似たり、アレンジして「進化」させたことを思い出す。あるいは、宴席で流行りの芸人のものまねをする人もいるかもしれない。そこに芸人人がやってきて、「これは自分が考えた芸なのだから無断で使うな」と言ってきたら? 正しいかもしれないが、どこか釈然としないのも確かだ。遊びのルールや言葉、芸人のセリフや身振りは、ほかの「モノ」とは違って、他人が使っても減ることがない。文章や映像、音楽もそうだ。そして、多くの人がそれを使うことで、価値が上がるとすら言ってもいい。 逆に言えば、どれだけおもし

    35 著作権は文化のためになっているか|雑誌『広告』
    kiku72
    kiku72 2020/07/10
  • 34 著作とオリジナリティ 〜 作詞家 いしわたり淳治 × 『広告』編集長 小野直紀|雑誌『広告』

    SUPERCARのメンバーとして音楽活動をスタートし、現在は人気の作詞家として幅広いジャンルや年代のアーティストに歌詞を提供しているいしわたり淳治氏。誰もが使うことができる「言葉」というツールを、いかにして自身の「武器」に昇華させているのか。オリジナリティはどこからやってくるのか。そして、作家性と商業性の比重とは。累計600曲以上の楽曲制作をとおして培った作品づくりの思想や態度に、誌編集長の小野直紀が迫る。 「誰かに似たくない」とかあまり考えたことがない小野:今回いしわたりさんに対談をお願いした理由は大きくふたつあります。まず、「言葉」を武器に活動されているということ。僕自身コピーライターをやっていたこともあるので、誰もが使える「言葉」による表現のおもしろさと難しさを感じています。そこで、対談の主題である「オリジナリティ」について、言葉を切り口にお話をお聞きしたいと考えました。 それから

    34 著作とオリジナリティ 〜 作詞家 いしわたり淳治 × 『広告』編集長 小野直紀|雑誌『広告』
    kiku72
    kiku72 2020/07/06
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