「セルフプロデュースする現役女子高生2人組のアイドルがいるらしい」「曲の間に寸劇があるらしい」「それも毎回脚本が違うらしい」「物販が異様に賑わってるらしい」……。一度見たら忘れられない2人のライブは、この半年の間、東京のライブアイドルシーンで噂を呼びつづけている。そのアイドルグループの名は「生ハムと焼うどん(以下、生うどん)」。 そんな脱力なネーミングながら、その魅力はポップな楽曲だけでなく、ほぼ毎回新作なのに驚かされる芝居、時にフロアに飛び込み観客まで巻き込むライブ。たとえ10分、15分の短時間でも、完全にその場の空気を生うどんのものにしてしまう強烈なインパクト。そのすべては、2人が高校の授業の合間の休み時間や放課後に考えたもの。最近では、彼女たちのファン、通称「食いしん坊」も増える一途で、対バンライブなどでトリを任されることも多くなってきた。 運営のオトナ+可愛い女の子というのが定番の