以上の様式を見ると、同党は、まず、議員が代表を務めている政党支部または資金管理団体への繰入(寄附)額をそれぞれ記載するだけではなく、その「主な内訳」を記載することで説明責任を果たそうとしているのです。 また、「備考」については、多くの議員の記載の実態を見ると、繰入(寄附)する目的、すなわち、何のために(何に支出するために)繰入(寄附)するのかを記載することで説明責任を果たそうとしているのです。 例えば、すでに紹介したように、馬場伸幸幹事長(現在の共同代表)は、「備考」欄に「人件費」と記載していましたので、「繰入(寄付)」先の政党支部の職員の人件費に充てるために「繰入(寄付)」していると説明していることになります。 杉本和巳議員の場合は「人件費」のほか「発送費」や「発送費」などと明記し、「繰入(寄付)」目的を明記していました(ただし、十分かどうかは別です。この点は別の投稿で指摘します)。 梅
![梅村聡参院議員の「文書通信交通滞在費」繰入(寄附)目的の説明は「一切なし」、実質的な「繰入(寄附)」先は別団体だった!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/594bcca9ee25c69f94fb3735ccc6d34791b4e1d8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fseijishikin-ombudsman.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2016%2F11%2Fogp_image.png)