国立民族学博物館創設50周年にあたって 国立民族学博物館(みんぱく)は、文化人類学・民族学とその関連分野の大学共同利用機関として1974年に創設され、 1977年に大阪・千里の70年万博跡地に開館しました。来る2024年には創設50周年を迎えることになります。
国立民族学博物館(みんぱく)は、2024(令和6)年に、創設50周年を迎えます。 みんぱくは、文化人類学関係の教育研究機関として、世界全域をカヴァーする研究者の陣容と研究組織、博物館機能を備える世界で唯一の存在であると同時に、その施設の規模の上で、現在、世界最大の民族学博物館となっています。 創設から50年というこの節目の機にあたって、 私たちは、みんぱくの過去の50年を振り返り、現状を見極めて、これから50年先、100年先の人類学のありかたとみんぱくの姿を構想するための一連の事業を実施することといたしました。 具体的には、『みんぱく50年史』の編纂と、「時代の証言」と題する名誉教授の諸氏のインタビュー映像を含めた「館史アーカイブズ」の整備、そして未来を見据えた3度にわたる創設50周年記念国際シンポジウムの開催を計画しております。また、こうした研究活動のこれまで以上の拡大に備えて、博物館施
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