このエントリは KLab Advent Calendar 2017 の最終日の記事です。 こんにちは。インフラ担当 高橋です。 このエントリでは、つい先日、少し変わった仕組みの外部向け HTTP 通信の 3way ハンドシェイクの再送検知ツールを作りましたのでご紹介します。 きっかけ このツールを作ったのは、DSAS の外部で発生するネットワーク障害を検知できるようにするためです。 例えばこのような障害がありました。 DSAS は複数のデータセンタで稼働しているのですが、ある日、特定データセンタの Web サーバから外部 API への接続が重くなる事象が発生しました。 原因は外部ネットワークからの DDoS 攻撃により、データセンタのネットワークの一部区間が飽和状態になったことによるものでした。 またある日は、特定のデータセンタの Web サーバから外部の特定 API に接続ができなくなり