org.hibernate.Criteria インターフェースは特定の永続性クラスに対するクエリを表現します。 Session は Criteria インスタンスのファクトリです。 Criteria crit = sess.createCriteria(Cat.class); crit.setMaxResults(50); List cats = crit.list(); org.hibernate.criterion.Criterion インターフェースのインスタンスは、個別のクエリクライテリオン(問い合わせの判定基準)を表します。 org.hibernate.criterion.Restrictions クラスは、ある組み込みの Criterion 型を取得するためのファクトリメソッドを持っています。 List cats = sess.createCriteria(Cat.class)
多くのアプリケーション・システムでは、データは半永久的に保存され、いつでも参照できなければなりません。オブジェクト指向システムであれば、オブジェクト(インスタンス)注1の状態や関連を保存し復元すること、つまり、オブジェクトの永続化が必要です。 Javaを使って、このようなアプリケーションを作成する場合、永続化の方式には、いくつかの選択肢があります。現在、最も多く採用されているのは、リレーショナル・データベースとJDBCを組み合わせた方式でしょう。しかし、この方式では、O/Rマッピング(後述)と呼ばれる仕組みが必要になります。O/Rマッピングは、設計モデルを複雑にし、煩雑なプログラミングを必要とするため、システムの品質や生産性の低下を引き起こす原因となるケースも多々あります。 本稿では、このO/Rマッピングを解決するためのツールとして注目されているHibernateを使った永続化方式と、もと
第1回 Javaのオブジェクト永続化に何を選ぶ? ネクストデザイン 村山 徹 2005/12/7 ■永続化問題のキーワード 本題に入る前に、まず、いくつかのキーワードについて整理しましょう。 永続化とは オブジェクト指向プログラミング言語を使い始めたころを思い出してください。Javaであればnewオペレータを使って、目的のクラスのインスタンスを生成し、そのインスタンスにメッセージを送る(メソッドを呼ぶ)ことで、期待した振る舞い(状態の変化など)を実現できたはずです。ただし、このインスタンスはプログラムが終了すると同時にすべて消滅してしまいます。 例えば、文書作成プログラムであれば、せっかく入力した文書(インスタンス)がプログラムの終了と同時に消滅することになります。これでは文書作成プログラムとしては使えません。そこで、生成したインスタンスの保存(永続化)が必要になってきます。永続化とは、イ
O/Rマッピングは、従来の煩雑なデータベースに関する処理の記述をスマートにし、、柔軟なアプリケーションの構築を可能にします。本連載ではオープンソースのO/Rマッピングフレームワーク「Hibernate」を用いてO/Rマッピングの基礎を解説します。そしてさらに、J2EEアプリケーションへの実践的な適用方法とそのメリットも紹介していきます。(編集局)
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