先日、TBSの『クレイジージャーニー』で犯罪ジャーナリストの丸山ゴンザレスさんによるメキシコ潜入取材の様子が放映されていましたね。そのへんの道路に拷問を受けた(と思われる)死体がフツーに転がってるという、ちょっとありえない映像でしたが、そういう地域がメキシコの一部にはあるみたいです。 なぜメキシコの一部地域はそんなに治安が悪いのかというと、麻薬の製造や密輸を行なうカルテルが、このあたりを支配しているからです。そして、丸山ゴンザレスさんが潜入取材を行なったまさにその地域を舞台にしたドキュメンタリーが、マシュー・ハイネマンの『カルテル・ランド』。 今回は、『カルテル・ランド』初日・ゴンザレスさんのトークショー付き回を観に行ってきたので、これの感想文を書きます。 メキシコ麻薬戦争とは お願いだから、「メキシコ マフィア」でGoogle検索をしないでほしい。— 下津曲 浩 (@shimotsu_)