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ブックマーク / www.ashida.info (3)

  • BLOG「芦田の毎日」: 2003年度卒業式式辞 ― 単純な仕事にほど差異がある

    2003年度卒業式式辞 ― 単純な仕事にほど差異がある 2004年03月24日 昨日の卒業式、うかつにも証書授与のときに、泣いてしまった。インテリア科の学生が一人、入学してまもなく夏休みを迎える前に急性白血病で亡くなり、その学年の卒業式だったのを緊張で忘れていた。科長がその学生の名前を「今はいないけれども読み上げます」と言ったときに急に思い出して、代表学生が壇上に上がり私の前に近づいてきたときにはもうダメ。すでに大粒の涙がこぼれ落ちていた。 だから、卒業証書の文面が息詰まって読めない。500人近くいる大ホールの中、来賓、保護者、学生、教職員の前で泣いてしまった。まさに「鬼の目にも涙」か。この卒業式で我が学園は4校(中野校、世田谷校、国立校、品川校)すべての卒業式が終わるが、私は、そのすべてに参加した。 そのとき、いちばん気になっていたのは、学生たちのスーツだった。自分の息子の卒業式に、スー

  • BLOG「芦田の毎日」: 2007年入学式式辞 ― 読書「初級」「中級」「上級」

    2007年入学式式辞 ― 読書「初級」「中級」「上級」 2007年04月05日 ご入学おめでとうございます。 今日は天候にも恵まれて、保護者の皆様、来賓の皆様も多数ご列席頂き、あなた方の新しい門出を祝してくださっています。 また昨年来の学校見学会でお相手をさせて頂いた、わが小山学園の入学相談室スタッフ、見学会対応した教員一同、今日のこの日を迎えるに当たって、感慨ひとしおであります。 皆さんの学校選択が正しかったことを証明するのが、これからの私どもの仕事と思っております。ぜひ期待して頂きたいと思います。教職員一同、心を引き締めてこの式典に参加しております。 今日の私のお話は、みなさんがわが学生として受けることになる最初のメッセージとなります。教職員を代表して、少しお話しさせて頂きます。 皆さんはほとんどの方がこの学園が最後の学校になると思います。「最後の」というのは、出口は別の学校ではなく、

  • BLOG「芦田の毎日」: 2004年度卒業式式辞 ― 努力する人間になってはいけない

    2004年度卒業式式辞 ― 努力する人間になってはいけない 2005年03月16日 やっぱり何度やっても式辞は、自己嫌悪の連続。いつも2度とやりたくない、と思う。講演などいくら慣れていても、式辞は全く別次元。自己採点は2、30点。教員の採点では70〜80点が平均。企業の後援会の方がひとり近寄ってこられて、「毎年楽しみに聞いています。身につまされることが多くて」と感想を伝えてくださったのが、せめてもの救い。一応、全文掲げておきます。実際に話したことは、この8割くらいです。『芦田の毎日』の読者の方にはすでに周知のテーマですが。御勘弁ください。 ------------------------------ 卒業おめでとうございます。 保護者の方々、来賓の方々、お忙しい中お越し頂いてありがとうございます。 学生、教職員一同に成り代わりまして、感謝申し上げます。 私は、3年前には(3年制の建築工学科

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