相沢沙呼『小説の神様』の世界を舞台に、8人の人気作家が書き下ろし短編を描いた注目企画『小説の神様アンソロジー「わたしたちの物語」』が4月22日(水)に発売! それを記念し、「わたしたちの物語」にも寄稿されている今もっともパワフルな若手小説家・斜線堂有紀先生に、アイドルについてのエッセイを描いていただきました。 アウトプットされた熱暴走しっぱなしな(怪文書に足を踏み込みかけているのではないかと疑ってしまうような)愛溢るるエッセイをご覧ください! この世界では、必ずしも良い小説が売れるわけではなく、実力のあるアイドルが華々しいステージに立てるわけではない。残酷だが納得のいかない事実だ。 それは、私達ファンに力が無いからだろうか。私達が一大ムーブメントを起こすインフルエンサーではないからだろうか。あるいは、彼らに悉く運が無いからだろうか? 私は神様の視力を疑ったことがある。そのセンスに疑問を覚え
![【短編全文公開】小説の神様アンソロジー|『荒木比奈を見つけた日、神の目がとろけた』斜線堂有紀|tree](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a6e537de17bf4be4a82171cfc2c889abcf02d64b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.tree-novel.com%2Fwork%2Fthumb_9bf491f0adee8f2f74a789e23cc5db1b.jpg)