先日11月23日、コロナ禍勃発以来実に10か月ぶりに同人誌即売会にサークル側として参加してきた。 2020年はGWどころか冬のコミケも無くなり、年前半は中小即売会の類もほぼ全滅。印刷所を始めとする同人誌文化を支えるインフラの経済的危機が喧伝され、長く同人に浸かってきた自分も危機感と焦燥感を覚えているものの、オンラインイベントの試みなどには出す側としても買う側としても正直乗り切れず、参加を決めた夏頃のイベントも感染第2波の襲来で辞退したりと、同人人生を送ってきた身としてはだいぶ心が折れていた。 そうして2020年も暮れようとしていたところで、文字通り一念発起して「歌姫庭園23」に新刊を作って本を出して来たのだけど、そこに到るまで、そして当日の状況や感情を備忘録的に残しておこうと思う。 というかこの記事自体、イベント後にちょちょいと書いてしまうつもりでいざ着手してみると……いやーー結構思い出せ