時折、「本は新品で買うべきだ。作家や編集者の熱き魂に敬意を払え。彼らが命をすり減らして白紙に一球入魂するからこそ、我々は読書体験が出来るのだ。身銭を切れ。古書店を利用するな! クリエイターを軽視するな! 立ち読みなど言語道断!」とヘイト塗れの説教をする人が現れる。 「出版業界を衰退させてたまるものか!」という正義感が迸っている訳だが、それはそちら側の問題であって、消費者が気に留めるべき事柄ではない。 0円で情報収集すれば貯金が貯まり、心に余裕が生まれて幸福度が上昇する レビューサイトで要点を学び、本屋で立ち読みすれば事足りる 欲しい本の99%は古本で買えば良い 作家が食えない状況によって、読者が損をすることはない 0円で情報収集すれば貯金が貯まり、心に余裕が生まれて幸福度が上昇する 今の余裕なきご時世において、遠くの書き手にお布施する意味で、新刊・新品ばかり買える人は限られてくる。 中には