何が起こるかわからない時代だから、業務変更は少なくとも2パターンは考え、最悪の場合は貸したり売ったりすることも視野に入れる。そして、予測をもとに事業計画を立てて物件を選ぶことが重要なのです。 無収入の期間を短くしたいからか、業態も決まっていないのに先に物件を決めてくる開業希望者が非常に多いんですが、物件選びは最後に行うのが開業のセオリーです。業態、コンセプト、メニューの大筋を決め、その内容、売り上げ予測に適した物件を選ばなければ、いずれ破綻することでしょう。 個人で開業するなら商品にも工夫が必要です。一般的なタピオカミルクティーを作っていては、既存のチェーン店に勝つことはできません。 茶葉やミルクを厳選し、タピオカもカラメルの代わりに黒糖を使うなど独自で開発する。緑茶やほうじ茶など種類や産地にもこだわってクオリティとオリジナリティを高める。このように、多少高くても若い女性以外をターゲットに