2006年11月11日の発売以来、いまだその話題が絶えることのないソニー・コンピュータエンタテインメント「プレイステーション3(PS3)」。Blu-ray Disc(BD)ドライブを搭載し、1080p出力が可能なこの“次世代ゲーム機”は、「BDプレーヤーやSACDプレーヤーとしても使えてゲームもできるAV機器」として語られることも多い。 デジタルARENAでもAV機器の一つとしてさまざまな角度からチェックしてきたが、今回はPS3のゲーム機としての能力に真正面から向き合うことにした。「果たしてPS3のゲーム機としてのポテンシャルはいかほどのものなのか?」──と。 そこで「小原由夫のAVトレンドジャーナル」を好評連載中のAV評論家、小原由夫氏の自宅にあるシアタールームをお借りすることにした。大胆不敵にも、200インチという衝撃の巨大スクリーンにPS3のゲーム画面を投影し、ゲームライターの稲元徹