写真1●オンライン販売限定商品「ルックダックおふろの洗剤」のデザイン検討プロセスをマッピングした例。サイズやデザインを変更しながら最終案に絞り込む過程を追える ライオンの研究開発本部包装技術研究所は、洗剤など日用品の商品パッケージを設計するプロセスに、マインドマップ状のマッピングソフトを活用している。2011年4月から同研究所の設計解析センターで利用を始めた。設計過程で生まれたアイデアや、意思決定のプロセスをビジュアルで記録に残すことで、採用しなかったアイデアを別のパッケージ開発に生かしたり、エンジニアの発想を刺激したりする効果を狙う。チェンジビジョン(東京都台東区)が提供するマッピングソフト「astah* think!(アスターシンク)」を採用した。 同センターでは、マーケティング部門で作成した新商品のデザイン図を基に、担当チームがデザインや持ちやすさ、強度などを検討して、3次元CAD(