「価格.com」を運営するカカクコムは、価格.comに蓄積されるアクセスデータや価格情報などを集計・分析し、「デジタル一眼レフカメラ」の市場動向に関するレポートを発表した。 まず、キヤノン、ニコンの2社がデジタル一眼へ移行する前からカメラ市場を牽引し、移行後もリーダーシップを取ってきたという大きな影響力を述べた上で、2009年春頃から変わり始めた状況を示唆。4月以降、価格.comのデジタル一眼レフカメラにおけるページビュー(PV)の中で、オリンパス、ペンタックス、パナソニックが数を伸ばしてきた事実をグラフで示している。中でもパナソニックは8月以降、急上昇を見せる。 レポートでは、2強が精彩を欠いている原因を「メインストリームの新製品に斬新さが見られないこと」と推測。あくまで価格.com内のデータのみを参照にすれば、発売から1年を経たキヤノンの主力機「EOS 50D」や、ニコンの主力機「D7