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  • E.H.カー『危機の二十年』(2015年、岩波書店)―ユートピア主義の国から - こなひき太郎のkindle日記

    理想主義と現実主義という二項対立は、国際関係を分析するうえでもっとも基的な枠組みのひとつになっているようです。国際政治学の代表的な古典であるこのも、まさにユートピア主義と現実主義というふたつの思想を主題としています。 危機の二十年?理想と現実 (岩波文庫) 作者: E.H.カー,原彬久 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2015/06/18 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る ユートピア主義と政治学 カーによれば、ある学問がはじまるときには、必ずユートピア主義の形態をとります。化学は中世における錬金術から、経済学は自由貿易を賛美する考えからはじまりました。はじめに学問の果たすべき目的が設定され、それについての理想が立てられたあとで、現実についての分析がなされていくのです。これは、人類の宿命であるといってもよいでしょう。 筆者は、政治学も同様に孔子やプラトンによ

    E.H.カー『危機の二十年』(2015年、岩波書店)―ユートピア主義の国から - こなひき太郎のkindle日記
    kimigayoderakkusu
    kimigayoderakkusu 2015/09/09
    これは目から鱗だった。集団的自衛権の賛成派も反対派も理想主義同士が戦ってて現実的じゃないんだ
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