独グラーボー(Grabow)の草原に核廃棄物の貯蔵への反対を示すため置かれた、放射能標識を描いたドラム缶(2011年11月24日撮影、資料写真)。(c)AFP/JOHANNES EISELE 【3月23日 AFP】原子力関連企業などが参加する「世界原子力協会(World Nuclear Association、WNA)」のジョン・リッチ(John Rich)理事長は23日、韓国・ソウル(Seoul)で開かれた原子力業界会合の基調演説で、福島第1原発事故後も、温暖化を食い止める唯一の現実的な手段は原子力しかないと述べた。 リッチ理事長は、原子力はエネルギー安全保障と環境保護の双方を「同時に世界規模で実現できる唯一の手段」だと発言。気候変動とそれに伴う脅威の阻止に必要なのは「国際的なクリーンエネルギー革命にほかならない」としたうえで、「この変革は原子力を中心に据えてのみ実現可能であることを、現
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