重要情報満載のノートPCをうっかり紛失。そのときあなたは? 完全な対策は困難だが、標準機能を利用するだけでも一定レベルの対策を施すことはできる。 連載目次 日本のPC市場に「ノートPC」という分野の製品が出てから、20年近くがたつ。現在の製品は当初のものと比べると、CPUの処理能力、液晶ディスプレイの表示能力、ハードディスクやメモリといった記憶媒体の能力、いずれをとってもデスクトップPCに匹敵する性能を備えたものが少なくない。そのため、業務に必要なアプリケーション・ソフトやデータ一式をノートPCに詰め込んで持ち歩き、どこでも仕事を行える環境を整えている方も多いだろう。 こうした傾向に拍車かけたのが、携帯電話やPHSを利用した移動体データ通信サービス、あるいはブロードバンド回線と無線LANを組み合わせた公衆無線LANサービスの普及だ。実際、筆者自身もノートPCを中核としたワークスタイルを多用
![ノートPC情報漏えい対策のポイント](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3a1e73d4b9dcf30dc6aa7e2248edf4497887280b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fait%2Farticles%2F0409%2F09%2Fl_wi-scr02.gif)