前回設定した OpenSSO の 「SAML2 サンプル」 を使って、SAML 2.0 によるアイデンティティ・フェデレーションと、同じくフェデレーテッド・シングル・サインオン (SSO) の動作を確認してみます。 図1 SAML2 サンプルを実行する前に、本稿では tcpmon (TCP モニタリング・ツール) を GlassFish の前段に導入し、 Web ブラウザと OpenSSO インスタンスとの間、および OpenSSO インスタンス同士 (IdP (アイデンティティ・プロバイダ) と SP (サービス・プロバイダ)) の間でやりとりされる、 HTTP リクエストとそのレスポンスを採取できるようにします。 手順は以下の通りです。 GlassFish 側でリッスンするポート番号の変更 tcpmon のインストールと起動 GlassFish 側でリッスンするポート番号の変更 前回設
アプリケーションの開発者は上記だけを理解していれば、アプリケーション開発や、アプリケーションサーバ上での動作確認に困ることはありません。実際にNetBeansにバンドルされているGlassFishは上記の構成でインストールされます。 GlassFish/Sun Java System Application Serverは必要に応じてさまざまな構成を構築することができます。その代表的な構築手法を下記に紹介します。 (1) 開発環境・小規模環境用システム構築 (2) 複数の組織にまたがるシステム構築 (3) セキュアな管理が可能なシステム構築 (4) 高性能なハードウェアを有効活用するシステム構築 (5) 中規模〜大規模環境用システム構築 ※ ここではOSの仮想化の技術を利用して構築する方法は除きます。 ※ (1) は「開発者用の構成」、(2)〜(5) は「クラスタ用の構成」、また
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く