1冊目 日本語の作文技術著者:本多勝一 まつもとさんのコメント: 私たちは学校で「日本語の読み書き」は習いますが、「どうすれば正しく自分の考えが相手に伝わるか」について実践的な教育を受ける機会はほとんどありません。同じ内容を伝える場合でも、句読点の使い方・修飾関係の置き方などで読みやすさや印象が大きく変わるにも関わらず、です。1982年に書かれた本書は、少々今では古く感じられる内容が例文に用いられていたり、文法全てを網羅的に扱っているものではありませんが、それでも分かりやすく説得力のある文章を書く、とはどういうことかを考えるきっかけを得るには最適の一冊です。