春の種まきは、ソメイヨシノが散ってからスタート。特に寒さに弱い野菜では、八重桜が散ってからがまき時です。八重桜が散る頃になれば遅霜の心配が少なくなり、トマトやナスの苗を畑に植えつけることができます。とはいえ、植えつけから生育初期は保温をして寒さから守ってやると確実です。 多くの春夏野菜は高温を好みます。家庭菜園初心者さんが失敗を防ぐには、焦ってあまり早く栽培をスタートしないこと。スタートが少々遅くても、気温が十分に上がってくると太陽の恵みで野菜は早く、健全に成長してくれるのです。 サカタのタネの通信販売カタログを見ると、野菜の種類ごとに作型図が載っていて、種のまき時を読み取ることができます。人気の春夏野菜のうち、種が大きい、移植を嫌うなどの理由で、直接畑にまくことが多い野菜とそのまき時を抜き出してみました。いずれも温暖地における露地栽培の場合です。 ・トウモロコシ(4~5月) ・エダマメ(