「ブックハウスカフェ」の社長・今本義子さん(左)とスタッフの茅野由紀さん。奥のソファがカフェとバーのスペース=東京都千代田区神田神保町で こどもの日の五日、書店が集まる東京・神保町(千代田区)に、新刊児童書専門店が復活する。名前は「ブックハウスカフェ」。同じ場所に二〇〇五年から、「本の街」でも唯一の専門店があったが、今年二月に閉店。元スタッフらの熱意で、新たな店としてオープンにこぎつけた。カフェとバーの機能を加え「赤ちゃんから大人まで絵本の楽しみを共有できる場に」と意気込む。(北爪三記) 靖国通りに面した「北沢ビル」(神田神保町)一階。約百五十平方メートルの店内は、中央に約三十人が座れるソファのカフェスペース。両側の書棚に、絵本や児童書を全国でも有数の約一万冊備える。おむつ替えや授乳の場所も確保。夜にはカフェがブックバーになる。